![]() |
![]() |
![]() |
ご覧頂き有り難う御座います。 ここではトヨタ車 新型ヴィッツ RSのドア・スピーカーの交換手順を記載します。 交換の動機は、この車にカーナビを取り付けた時に余りにも貧弱な音でガッカリしたのがきっかけです。 交換したいが、どうしようか?と悩んでいる方も少なく無いと思いこのページを作成しました。 色々不備も有るとは思いますが、指摘して頂ければ時間の許す範囲で修正したいと思います。 最低限の予算でコストパフォーマンスの良いスピーカーを探し、取り付けました。 が、以前日産のラルゴの時は取り付けに格闘した記憶も有るので慎重に探りなが履歴を残して作業に入りました。 その時の写真がここに掲載したものです。 |
|
【用意する物】 1.電気ドリル そんなに立派なドリルは必要有りません。 (純正スピーカを外す時に使用:ホームセンターなどで売っている安物で可) 2.ドリルの刃 4mmから4.5mmの鉄鋼用 3.プラスドライバ ビットは3mm〜4mm 4.プライヤー 車のツールボックスに入っている物で結構。 5.はさみ スポンジなどのカットに使用(カッターナイフでも可)。 出来れば有った方が良い工具: 刃先が欠けたニッパーか先の細いラジオペンチ(純正スピーカを外す時に残ったリベットを取り去る時に使用) オートバックスでお薦めの内張剥がし工具(社内でも使っているそうです。) 正式には下記によります。 エーモン工業(株) カテゴリ:Rig tool 品番:1423 名称:内張りはがしDX 6.忘れてはならないスピーカー 私は、アルパインのSTE-174R コアキシャル・3ウェイ・カスタムスピーカー を使用しました。 選定にはWEBのこことここを参考にしましたが、「DLC−177R」は非常に高価で(「DLX−F177」はもっと高いが・・)私の手の届く範囲では無かったのと製品の仕様を検討した結果、センターディフィーザーなどの部品が車内のデタラメな音反射分布の環境で本当に活かされるかが疑問だったのでこの投資分の音が想像出来なかった為STE-174Rを選びました。 カーナビがパイオニアなのでパイオニアのスピーカーにしようと思ったのですが、WEB上の検索でHITしなかったのでリスクを負いたくない為アルパインになりました。 パイオニアさん、倉庫に余っていたらくださいm(_ _)m 【注意点】 1,ドアパネルの内張を外す時などは部品が飛ぶ事が有る為、自動車の下に側溝が有ると外れた部品を無くす事が有るので十分注意してください。(ビスやロックピンなど) |
【ドア内パネルの取り外し】 1.肘掛けのカバー(L)を外します。 写真1の(工具が入れやすい)様に少し隙間が有りますので、ここにドライバーなどを入れてコジってツメを外します。 カバーの材質は割れやすい物では無いので破損の心配はそんなに無いと思います。 2. 写真2の様にそのまま横の長いラインまで滑らし徐々に全体のツメを外していきます。 |
【肘掛けの操作部カバーの取り外し】 1.【ドア内パネルの取り外し】と同様に外して行きます。 【写真7】は操作部の裏面ですので”ツメ”の位置などがハッキリ写っていますので工具を入れる場所を確認してください。 |
|
【肘掛けのカバー(s)の取り外し】 1.【肘掛けの操作部カバーの取り外し】と同様に外して行きます。 【写真11】【写真12】はカバー(s)の裏面ですので”ツメ”の位置などがハッキリ写っていますので工具を入れる場所を確認してください。 |
【ドアパネルの取り外し(3カ所のビスを外す)】 1.3カ所のビスをプラスドライバで外します。 外したネジは無くさない様に取り付け時までセンターコンソール脇の物入れなどに入れておいてください。 |
【ドアパネルの取り外し(操作パネルコネクタを外す)】 1.肘掛け操作パネルがハーネスでつながっていますのでコネクタを外します。 これは結構堅いのでコネクタ両脇のレバーを強く押さないと抜けません。 |
【ドアパネルの取り外し(ドアレバーとドアロックのワイヤーを外す)】 1.まず、内張を外します。 内張の外し方は、ドアの底に少し指が入る場所がありますのでここに指をかけて強く手前に引きます。 この時、「パキッ! パキッ!」っとプラスティックのロックピンが外れる音がしますが、気にしないで20センチ程度引き外します。 2.下側が外れると内張に付いている物は上側の窓の隙間に掛かっているツメと、ドアのワイヤーだけです。上側の窓に掛かっているツメは内張を少し持ち上げれば外れますのでワイヤーが残ります。 ワイヤーの取り外しは慣れれば簡単ですが、初めての方には構造が分からないのでチョット戸惑います。 【写真19】はワイヤーの先がレバーブロックの穴に刺さっている写真ですが、実際の状態は白いガイド樹脂もレバーブロックに刺さっています。 この状態では写真が撮れないのでこの様な写真になります。 3. まず、白色のガイド樹脂と緑色のガイド樹脂のくびれた部分をレバーブロックから外します。 (この時左手で内張が落ちない様に支えて持っています。) 4. 各ワイヤーを90度回転させると丁度外せる横穴の所に来ますのでワイヤーを抜きます。(写真では手前方向に簡単に外れます) この時に注意しなければならないのはドア内側にはビニールが貼って有り、その中からワイヤーが出ているので内張を外す時にビニールが外れてしいます。 (少し外れた【写真23】をご覧ください) ですので、内張とドアの間隔をあまり開けずにワイヤーを外すことが必要です。 |
【純正スピーカーの取り外し(3カ所のリベットを外す)】 1.リベットを外すにはドリルが必要です。 4mmから4.5mmの鉄鋼用のドリルの刃を使います。 リベットの中心に刃先をあてがい低速でドリルを回します。 2.【写真27】はリベットの頭が外れた写真です。リベットの周りのナイロンにカバーをニッパーなどで取り除きます。(3カ所同じ) 3.スピーカーはコネクタで結線されているのでコネクタを外せば純正スピーカーは簡単に外れます。 4.ここで残ったリベットを外します。 まず、取り外したスピーカーの穴からプライヤーを右手で持ち、リベット裏から挟みます。 左手でドリルを持ち残ったリベットをもんで行きます。(表から削り取って行く) リベットが少し残る時が有りますので裏からニッパー等で外します。 |
【交換するスピーカーの下準備】 1.スピーカーの裏面(バッフルとの間)にスポンジを取り付けます。スポンジは長い状態ですのでスピーカーのサイズに合わせて切ってください。 【写真29】では周囲の4カ所に貼っています。 2.付属のバッフルにスピーカーを取り付けますが、その前にトヨタ車用スピーカーハーネスを先に取り付けておいてください。 そうしないとバッフルとスピーカーの間に通せません。 (当方、横着したので【写真31】はコネクタハーネスが付いていませんが、後で直しました) 3.バッフルにも【写真31】の様にスポンジを貼ります。 この作業はドアパネルを外す前に加工出来るので予め作っておいた方がいいと思います。 |
【スピーカーの取り付け】 1.外したリベット穴にはタップが切っていないのでネジが止まりません。 ですのでスピーカーの付属部品にある”Uクリップ”を使います。 【写真34】の様に3カ所の穴に合わせて止めてください。 2.スピーカーのコネクタをハメます。 Uクリップがずれない様にビスでスピーカーを止めます。 下側を先に止め、次に上側2カ所を止めるとスムーズに取り付きます。 【写真37】は取り付いた写真ですが、スピーカーハーネスがバッフルの下を通っています。 後で修正しました。 【写真38】はドア内側の全体図ですので参考まで。 |
【ドアパネルの取り付け】 1.スピーカーが取り付きましたので、ドアパネルの内張等を戻して取り付けます。 順序は外した逆に作業すれば問題無く取り付きます。 |
【補足資料】 交換前の純正スピーカーの写真を載せました。 ご覧の左側はトヨタ車”WISH”のスピーカーで右側がヴィッツのスピーカーです。 裏側を見ると分かるのですが、マグネットの大きさが全然違います。 WISHの時には交換しても差が余り分からなかったのも頷けます。 重さにして10倍以上の差が有るのです。 これじゃ満足な低音など出る筈も無く、ヴィッツで交換した時のスピーカーから出る音が非常に良かったのは想像して頂けるでしょう。 |
|
【動作環境】 駆動側: パイオニア カーナビ AVIC-ZH990MD フロント2CHのみ使用 尚、カーナビの取り付けは面倒そうなので車屋さんにお願いしました。 |
【パイオニア カーナビ AVIC-ZH990MD の取り付け写真】 カーナビ AVIC-ZH990MDを取り付けた時の写真を追加します。 |
![]() ご質問、ご要望等有りましたらmixiへお願い致します。 |